米津玄師のLemonを簡単に弾いてみよう!

米津玄師のLemonを簡単に弾いてみよう!

最近まで米津玄師とハチが同一人物だと知らなかったピアノキャットです。
デビュー作から好きだったのに、忙しい日々が忙しすぎた……。

さて、ジャズのテクニックを応用して、歌謡曲をさらっと弾いてみようの回です。
紅白を見てたら、大塚国際美術館で米津玄師がライブしていてふと考えたんですよね。
あそこはモネの庭が綺麗なんだよなぁ――じゃなくて。
Lemonってコードべた弾きでいけるんじゃね?と。

さっそく原曲を聞いてみましょう。

出典:youtube – 米津玄師|米津玄師 MV「Lemon」

よしいける!!!

ということで、レシピを書いていきましょう。

1.コード進行

(1)ざっと知る

歌謡曲は「Aメロ→Bメロ→サビ」と繰り返しでできているので、耳コピもやってやれぬことはありません。
が、人生短しピアノ弾けよ乙女。
サラリーマンは特に人生が短いので、弾く時間の確保目的で、ここらへんは手を抜きましょう。

ぷりんと楽譜だと、1曲400円前後で売ってました。
やっぱりヤマハさんは凄いぜ!

ただ、この譜面は米津玄師さん本人が書いたものじゃありません。
いろんなアレンジャーが編曲しているので、コード一意的でなく、いろんな進行が存在します。
なので、つぎのステップが必要です。

(2)簡単にする

手元にあるコード進行について、7thとか9thなどのテンションを全部取りましょう。
dim(ディミニッシュ)以外、全部です。情け容赦はいりません。

こうすることで、左手で弾くべき音を制限できるので、脳内リソースを節約できます。
余ったリソースは右手に振り分けましょう。

2.左手

(1)べた弾き

とりあえず、トライアド(三和音)でべた弾きしましょう。
よく聴かせたいところに二分音符、普通のところで四分音符って感じです。
Lemonでは前奏と間奏が二分音符で、あとは四分音符ですね。

(2)パターン

以前にコード転回について記事にしました。今回はそれの応用です。

コード転回練習(トライアド)

コードの弾き方を仮にこのように分類するとしてですね。
なるべく左手に脳内リソースを使わないよう、前の音に近い音でパターンをつむいでいきます。
左手で和音を弾くとき、音が濁らない限界は左手標準位置のC前後かと思います。
今回はそれを意識して、簡単にトライアドをつくってみました。

原曲と左手が違う? 知ったこったないぜ!
パターンAでもBでもCでもコードは一緒なんだぜ!!
……というのが、ジャズのテクニックの応用です。

テンションは、その音がある方が「弾きやすい場合」か「心地よい場合」に追加していくといいです。
弾きやすい場合はここでしょうか。

心地よい場合はここでした。(追加した場所は右手ですが……)

(3)ベース音

ソロで弾く場合にベースがいないので、低音が寂しくなります。
そんなときには最初の四分音符で、低いルート音をぶっ叩きましょう。
コードごとに叩いてもいいですし、大変なら小節の頭だけでもちょうどよいです。

3.右手

(1)メロディ

楽譜を買えばついてくるのですが、それはまぁ参考程度として。
聴いたとおり弾くのがいいでしょう。

左手が和音なので、右手は単音だと通りがいいです。
Lemonは十六分音符がスウィングなので、そこだけ要注意です。

(2)間奏

間奏は魂が赴くままに弾きましょう。
もう一度言います。魂が赴くままに弾きましょう!

コードさえあっていれば、好きな音をだしていいですし、それっぽい音で軽く流してもいいです。
今回僕は小節数を原曲とあわせましたが、それすらしなくても大丈夫です。
好きなだけ弾き倒した後に、何食わぬ顔で原曲に戻るのがジャズってもんです。
あと、原曲にミスりやすい難しい部分があればいっそ休んでしまってもいいでしょう。

4.以上を踏まえて

この曲はBbメジャー調でして、シャープが5つもつくやべーやつです。
普段ほとんど弾くことがない調なので、スケールに指を慣らすのにえらい手間がかかりました。
しかし、考えてもみてください。

もしシャープが存在しないCの世界だったら……?

超簡単ですよね。
しかも、Bb→Cの転調は半音あげです。
歌謡曲において半音あげの転調は、なんか妙に気分があがります。

ということで、動画を撮りました。
左下にはコードを記載したほか、字幕機能で要所要所に解説を入れています。

これでみんな、いつでも米津玄師さんだ!!
うっかり酔っぱらってピアノの前に座ってしまったときなどに備えて、ぜひご活用ください。

ということで、年始いっぱつめは歌謡曲をジャズのテクニックで簡単に弾きこなすの巻でした。
個人的にはLemonよりアイネクライネの方が好きなので、そっちの方もまたいつか。

では、またお会いしましょう。

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